
錆が酷く発生していた右のリヤフロアからバックパネル付近です。
錆を削っていくと穴があいてしまいますが、かまわずに
どんどん錆を削り落としていきます。
ボディの各部に発生している錆を削り落として、ボディ全体に錆止め剤を塗布していきます。

左のフロントフェンダーを外すと見える部分です。
錆を削っていくと、ボディに穴があいてしまいました。
この部分は、ボディ外側よりも、室内側で錆が発生して広がっている事が多いのですが、コンピューターやジャンクションブロックなどが取付いているため、普段は見えにくい場所です。

腐っていたバックパネルの付け根も修理してプラサフ塗装。

エアコンは壊れていて、まったく効かない状態でしたので、レストアついでにエアコンも修理する事となりました。
取外したエバポレターです。
AE86には、エアコンフィルターがありませんので、ブロワファンで吸ったカーペットの埃や、外気から入ってきた枯葉などがエバポレターのフィンに付着してしまい、クーラーの効きが悪化する事がよくあります。

調子の悪かったスターターモーターは、AE92後期のリビルト品に交換しておきました。
画像の上側がAE92後期、下側がAE86ノーマルです。
92後期用は、86に比べ、軽量コンパクトになっていて、
プラネタリギヤ式のリダクションタイプとなっていますので、ハイコンプエンジンでも調子よく回ってくれます。