AE86トレノ パワステフルード漏れ修理
パワステポンプ本体から、パワステフルードが漏れてきて、周辺のタイミングカバーや、ポンプ下側のクーラーコンプレッサーに垂れてきていました。
パワステポンプ周辺の部品を取外して、フルード漏れの状態を点検しました。
ポンプ以外にもフルード漏れが発生していて、高圧ホースや低圧ホースにも、漏れたフルードが付着している状態でした。
リザーブタンクへ戻る低圧ホースには、パワステフルードがホースから漏れて垂れ落ち、ヘドロのようになっていました。
車両から取外したパワステホースASSYです。
パワステフィードチューブとゆう部品名称です。
新品に交換したかったので、注文したのですが、生産中止となっていました。
ポンプに接続される高圧ホースです。
カシメの部分から、若干ですがパワステフルードが漏れてきていました。
ラック側の高圧ホースです。
カシメの部分からフルードが漏れてきています。
純正部品が生産中止となってしまった高圧ホースは、現物修理で対応しました。
カシメの部分をジョイント式に変更していますので、10年後に再度フルードが漏れてきた場合、ホース部分だけを交換する事ができます。
低圧側のホースも社外の新品ホースに交換しました。
これで、パワステホース一式が新品になりますので、しばらくは安心してドライブできそうです。
パワステプーリーのベアリングがガタつていたので、ベアリングを交換する事にしました。
新品のベアリングを圧入。
漏れのひどかったパワステポンプは、リビルト品に交換しました。
新品ガスケットを介して、高圧ホースをパワステポンプへ取付けます。
リザーブタンクの内側をしっかりと洗浄して取付けます。
フルードのエア抜きをしながら、高圧ホースの締め忘れや、漏れがないかをしっかりと点検します。
AE86トレノ パワステラック修理
ラックブーツの隙間から、パワステフルードがたれてきていたので、ステアリングラックをリビルト品に交換します。
漏れ出たパワステフルードが、メンバーにたれて、ゴミをすって固まっていました。
AE86の場合、リビルトラックは、現物修理となりますので、取外したラックをリビルトメーカーへ送って、しばらく待ちます。
エンジンマウントに亀裂が入っていたので、ついでに、クスコの強化マウントへ交換しました。
修理されて戻ってきたステアリングラックです。
メンバーに組み付けて、車両へ戻します。
AE86レビン ブレーキマスターシリンダー OH
ブレーキフルードを、しばらく交換してなかったようで、リザーブタンク内のフルードが黒く汚れていました。
ブレーキフルードがあまりに汚れていると、マスタシリンダ内が汚れて、中のピストンカップが傷つき、フルード漏れを起こしやすくなるため、マスタシリンダを取外してオーバーホールします。
マスタシリンダを取外してみると、ブレーキフルードが若干漏れていて、ブレーキブースターの中に、漏れたフルードが溜っていました。
マスタシリンダを洗浄して、シリンダ内部を点検。
シリンダに縦キズが入ってしまっています。
シリンダ内を研磨し、縦キズを修正。
新品のリペアキットを組付けます。
ブレーキホースが古くて、ホース表面にヒビ割れがあったので、PLOTのブレーキホースに交換して取付ました。
ブレーキパットとブレーキローターも消耗していたので、全て新品に交換して取付ました。
AE86レビン フルブッシュ
サスペンションブッシュを交換するため、フロントのロワアームとテンションロッドを取外し。
ラックエンドとタイロッドエンドにもガタがでていたので、新品に交換します。
取外したロワアームブッシュは、ゴムがヒビ割れていて、ブッシュの外周は錆びてました。
クスコの強化ゴムブッシュを圧入。
新品のラックエンドに交換。
切れ角をUPするため、ワッシャーをかませて組付けました。
フロントハブベアリングにもガタがでていたので、ハブベアリングも取外して新品に交換しました。
リヤコントロールアームブッシュをクスコの強化ブッシュに交換。
ラテラルロッドブッシュは、TRDの強化ブッシュに交換しました。
取外したリヤスタビライザーブッシュ。
リヤスタビブッシュを全て取外して、新品ブッシュに交換しました。
ブッシュを交換したアームやスタビライザーを取付け。
AE86 レビン タイロッド交換
タイロッドエンドのボールジョイントのガタがひどかったので新品に交換することにしました。
ラックエンドにもガタが発生していたので、ついでに交換しました。
ブーツは再利用して、タイロッドとラックエンドを新品に交換。
タイロッドエンドのナットを締め付けて、割りピンで固定します。
タイロッドを交換すると、フロントのトーが狂うので、測定して調整します。
AE86レビン ブレーキローター交換
ブレーキローターが減ってたので交換しました
F/キャリパーとキャリパーブラケットを取り外します
ハブのセンターナットを緩めてハブごと取り外します
ローターはハブの裏側でボルト止めされてるのでボルトを緩めて交換します
スピンドルに塗るグリスで、ハブベアリングの寿命が大きく変わるので性能の良いグリスを塗ります
ハブベアリングにもグリスを塗ってナットを締付ます
F/ブレーキパットも新品に交換
F/キャリパー取り付け
リヤブレーキローターも交換しました
サビで固着してる場合はM8×1.25のボルトを差し込んで回せば抜けてきます
新品ローターに交換
キャリパーブラケット取り付け
キャリパー取り付け
AE86 エナペタル セッティング変更
減衰調整式に仕様変更するためフロントショックを取外し
スプリングを外してショック単体にします
リヤショック取外し
減衰調整式 E-12に変更して戻ってきたショック
フロントショック取付け
リヤショック取付け
フロントショックの調整は下側のダイヤルを回して行います
リヤショックは上側に調整ダイヤルがあります
AE86 切れ角UPナックルアーム
ナックルアーム取外します。
画像 上側が純正ナックル
長さが全然違います。
タイロッドも全長調整式に交換しました
ナックルとタイロッドを組付けて干渉がないか確認
ノーマル切れ角と交換後比べてみます。<次の画像↓>
ナックル交換後の切れ角 かなり変わりました。
AE86 エンペタルダンパー セッティング変更
エナペタルダンパー E12に変更
減衰調整ダイヤルを取付け
フロントショック取付け
ローターとキャリパー取付け
車高調整
AE86 レビン サイドブレーキワイヤー交換
サイドブレーキワイヤーの調整ナットをいっぱいまで締めても、サイドブレーキがまったく効かない状態だったので新品のワイヤーに交換することにしました。
キャリパー側のワイヤーを取外し。
ダストブーツは切れて無くなってました。
取外したサイドブレーキ一式。
ワイヤー自体の錆がひどく、固着しかけてました。
新品のサイドブレーキワイヤー。
サイドブレーキワイヤー取り付け。
中間のブラケット部分です。
キャリパー側はピンで取り付けて、割りピンで固定します。