プラサフ塗装
全ての溶接作業が完了したら、溶接箇所の余分な盛り上がりを削り落として、錆止め剤を塗りつけます。
溶接した部分は錆が発生しやすく、ガレージ内で保管していても、
湿気の多い日が続くと錆がでてしまうため、下塗りのプラサフは早めに塗装します。
エンジンルーム内の溶接箇所にも錆止めを塗布し、プラサフを塗り始めます。
エンジンルーム内のプラサフ塗装。
溶接した部分には数回に分けて重ね塗りします。
左のフロントフレーム外側。
フロントショックが取付く部分です。
雨の日には水が直接かかる部分なので、スポット増しをした跡が見えなくなるくらいに重ねて塗装します。
右のフロントフレーム外側
右のフロントショックが取付く部分です。
左側同様に数回に分けて何度も重ね塗りしていきます。
室内に飛び散ったスパッタなどを清掃して錆び止めを塗りつけ、プラサフを塗装していきます。
室内 フロント側
フロント側には、ペダル類やエバポレター ヒーターコア ステアリングシャフト ダッシュボードなど多くの部品が取付く部分です。
各部品を取り付けてしまうと、後で塗装することが出来ない部分なので、塗りつけたプラサフの剥がれがないかを入念に点検します。
室内 リヤフロアにプラサフ塗装。
室内塗装では、フロアだけではなくAピラー Bピラー ルーフなども塗装を行います。
アンダーフロアにもプラサフを塗装します。
スポット増し作業は室内側から溶接を行いましたが、溶接した鉄板の下側部分も焦げて錆びやすい状態になるため、フロア下側にも錆び止めを塗りつけて、プラサフを吹き付けます。
リヤ側のアンダーフロアにも、スポット増しをした部分を中心にしっかりとプラサフ塗装を行います。
また、スペアタイヤハウスは錆が発生しやすい部分なので入念に塗装していきます。