エンジンかけると、カタカタと異音がしてきたので、
異音修理のため、エンジンを降ろしました。
ジャッキを使って、エンジンASSYを下へ抜取ります。
エンジンハンガーへ固定。
インマニやサージタンクなどのエンジン補機類を
取外していきます。
エキマニ側も全て取外しました。
クランクプーリー奥のオイルシールからエンジンオイルが
漏れていたようです。
カムカバーを取外し。
結構 汚れていました。
オイルパンを取外すと、ヘッド同様に汚れています。
エンジンオイルの管理があまり良くなかったようです。
タイミングチェーンを取外します。
カムシャフトを取外して、タペットを抜取ります。
シリンダヘッドを取外して、ヘッドガスケットを
ブロックから剥がします。
冷却水がとおるウォータージャケットは綺麗な状態です。
シリンダヘッドの燃焼室は、カーボンで黒く汚れています。
シリンダブロックからピストンを抜取ります。
2番ピストンを取外すと、コンロッドメタルが
クランクジャーナル側に貼りついていました。
クランクシャフトを取外して、クランクメタルを取外します。
張り付いていたコンロッドメタルは、剥がす際に
変形してしまいました。
エンジン異音の原因は、コンロッドメタルの焼き付きだったようです。
バルブをきれいに洗浄して、擦り合わせを行います。
まっ黒に汚れていた燃焼室側もきれいに洗浄します。
シリンダヘッドにバルブを組付けます。
新品のピストンリングに交換します。
ピストンリング組付け。
シリンダブロックへピストンを組付けます。
新品のシリンダヘッドボルトを規定トルクで
締付けます。
シリンダヘッドにタペットをセットして、バルブクリアランスを測定し、基準値内に調整します。
カムカバーを組付けて、エンジン補機を取付けていきます。
エキマニとエンジンマウントを取付けて、車両へ
取付けます。