S14シルビア ウィンドレギュレター交換
助手席側のドアガラスにガタが発生して、ガラスが正規の位置まで上がりきれずに、完全に閉じきれない状態でした。
分解して点検してみると、ガラスのレールからレギュレターが外れてしまっています。
取外したレギュレター。
レールにはまっているプラスチックが磨耗して広がってしまい、抜けてしまったようです。
レギュレターを新品に交換しました。
モーターは再使用するため、新品レギュレターへ取付けます。
車両に取付けて、スイッチを操作してモーターを動かし作動確認をします。
ガラスの調整用ボルトを仮止めし、ガラスとウェザーストリップとの当たりを調整します。
S14シルビア ドアロック交換
助手席側のドアが急に開かなくなってしまいました。
アウターハンドルと室内側レバーにつながるロッドの動きは正常だったので、ドアロック本体が故障しているようです。
ドアロックはドアの外側からボルト止めされているので、ドアを開けないと交換することができません。
ドアロックにつながる各ロッドを切り離して、レバーを手で操作し、ストライカーにかかっているロックを解除します。
ロックが解除できてドアがあいてくれました。
ドアロックを取外して各レバーを操作してみたのですが、正常に作動していて故障原因が不明です。
新品のドアロックが届いたので、取外したドアロックと動きを比較してみると、ロックアクチュエターがつながるレバーに多少のガタが発生している事がわかりました。
新品部品と見比べてみてやっとわかったのですが、レバーを支持するプラスチックのピンが欠けて無くなっています。
ピンが欠けたため、ロックレバーのガタが増え、ロックアクチュエターが正常に動いていてもロックレバーを最後まで引っ張る事ができないため、ロック解除ができない状態になっていたようです。
ロックアクチュエターはいづれ故障する部品なので、ついでに新品に交換したかったのですが、生産中止となっていました。
新品ドアロックを取付けて、各ロッドをつなげます。
ドアを閉める前には、ロック部分にドライバーなどを差し込んで、ドアロックが正常に作動することを確認します。