AW11 MR2 ヘッドライト修理
ヘッドライトスイッチを回してもライトが点灯せずに、リトラクタブルもまったく動かない状態でした。
点検してみると、ヘッドライトスイッチの故障、または、スイッチハーネスの断線が原因のようです。
スイッチを取外して点検すると、スイッチまでは、12Vがしっかりときていたので、ヘッドライトスイッチ自体の故障であることがわかりました。
ヘッドライトスイッチを分解してみます。
接点の表面が黒く焼けていて、接点が斜めにとび出ていました。
接点を取外して、黒く焼けた表面を磨きました。
スプリングの下側にシムを入れて、スプリングにかかるプリロードを強めます。
スプリングをセットして、接点を元の位置に取り付け。
組み立てたスイッチを、車両側カプラーにつないで作動させると、リトラが上がりヘッドライトが点灯しました。
スイッチ接点の消耗がひどく、いづれ故障してしまう恐れがありますので、スイッチに関係なく、ヘッドライトを点灯させるための短絡用の配線を引いておきます。
緊急用のプッシュスイッチを取付けて、追加した短絡用の配線をプッシュスイッチにつなげました。
夜間走行中にヘッドライトスイッチが壊れても、プッシュスイッチを押せば、リトラがひらき、ライトを点灯させます。
AW11 MR2 フューエルポンプ交換
AW11のフューエルタンクは、ボディの中央に収まっていて、縦長の形状をしています。
フューエルポンプは、前兆無しに急にとまってしまう部品です。
10万キロ超えの古い車なので、ポンプが壊れてしまう前に交換することにしました。
フューエルポンプを交換するには、フューエルタンクを取外して、上側からポンプブラケットと共に取り外します。
SARDのフューエルポンプに交換しました。
純正ポンプハーネスが短くて、若干届かなかったので、耐ガソリン性のハーネスを使って延長して取付けました。
フューエルタンクを降ろしたついでに、フューエルセンダユニットも取外して点検しました。
旧車などでは、燃料を満タンにしても、燃料計の針がFの位置まで上がらない事がよくありますが、大抵は、フューエルセンダユニットに不具合が発生しています。
フロートを動かして抵抗値を測定してみると、真ん中から満タン付近の抵抗変化がまったくなく、無限大となっていました。
このまま組付けると、ガソリン満タンにしても、フューエルゲージの針が、中央付近で止まってしまいます。
センダユニットの接点には、白錆が浮いてきていて、満タン付近の接点がうまく道通してないようなので、ペーパーで磨き、白錆を落としました。
燃料を少なめに補充している車両では、フロートが上まであがってこないため、接点もほぼ動きません。
そのため、白錆が発生してしまい、電気がうまく流れなくなる事で、フューエルゲージも動かなくなってしまいます。
白錆をきれいに洗浄して、抵抗値の変化を点検。
フロートの動きに対して、抵抗が変化し、満タン付近での数値も基準値内に収まりました。
AW11 MR2 コンプレッサー交換
クーラーコンプレッサーをリビルト品に交換しました。
クーラー配管を接続する上蓋部分は、再使用するので取外して移植します。
上蓋を洗浄して、リビルトコンプレッサーへ取付けます。
車両へ取付け。
クーラーベルトも、ついでに新品に交換しました。
AW11 MR2 イグニッションコイル交換
点火コイルを車両から取外して、イグナイターを切り離します。
新品の点火コイルにイグナイターを取付けて、プラスとマイナスの配線を接続。
イグナイターにはアース線を追加してボディに取り付けました。
AW11 クーラーコンプレッサー交換
エアコンのコンプレッサーが止まってしまったので交換しました
取外したコンプレッサー
リビルト品を使いました
コンプレッサー取付け
真空引きしてガス補充